Delegate設定

 


Delegateを使おうと思ったのは、2つの理由からです。
ひとつは、クライアントが何台あっても、Delegateを入れておけば、
IPアドレスの数を気にすることがありません。
もうひとつは、いわゆるアプリケーションゲートウェイとして、
セキュリティ上好ましいと思ったからです。

 


 まずはDelegateをダウンロードしましょう。
   ftp://wall.etl.go.jp/pub/DeleGate/

 解凍します。
     >>gzip  -d  delegate5.6.0.tar.gz
 
  /usr/local/src の中の delegate5.6.0.tar を展開します。
  >>tar  xvf  delegate5.6.0.tar

     次にdelegate5.6.0 に移動します。
     >>cd delegate5.6.0

  >>make  でコンパイルが始まります。でも、もしエラーでコンパイルできないときは
     >>make PATH=.:$PATH  と、してみてください。
  コンパイルの途中で、管理者のメールアドレスを入力するように促されるので、
  メールアドレスを入力してください。

 コンパイルが終わったら、(結構長い)
  >>cd  src  と移動して delegated ができているか確認します。
  無事できていたら、これを /usr/sbin などにコピーします。
  >>cp  ./delegated  /usr/sbin

  次に /etc/services  ファイルに以下の行を追加しましょう。
  http-proxy  8080/tcp
 
  それからログやキャッシュのためのディレクトリも作成します。
  >>mkdir  /var/spool/delegate
     >>mkdir  /var/spool/delegate/cache
     >>chmod  -R  755  /var/spool/delegate
     できたら再起動します。
  >>shutdown -h now

 ログインしてからdelegateを起動します。
  >>delegated -P8080  SERVER=http
     以上で、Delegateによる中継ができますので、クライアントでは、プロキシ‐
  経由のブラウズに設定して、ポート番号は8080にします。
  また、起動時に立ち上げるようにするのであれば、rc.local  などを編集して
  頂くとよいと思います。
 
 

 
 


 
お問い合わせは info@pba.co.jp
(株)パーソナルビジネスアシスト
Copyright (C) 1999 pba All rights reserved.
最終更新日 : 2001/10/10

 


  Pba